白髪の原因が遺伝はウソ?アレもコレも信用しない!
2015/12/06
親に白髪が多いと子供も遺伝しやすいと良く耳にしますが、親が白髪だからと言って必ずしも子供も白髪になるとは限りません。
子供は親の様々な様子や行動を見て真似をして育っていくものなので、生活習慣や食べる物、運動量なども同じようなスタイルになりやすいのです。
そもそも遺伝って何なのか。
遺伝とは・・・生殖によって、親から子へと形質が伝わるという現象のことであり、生物の基本的な性質の一つである。素朴な意味では、親子に似通った点があれば「遺伝によるものだ」という言い方をする。
引用:wikipedia
アレも遺伝。コレも遺伝。は信用しない!
容姿、才能など色んなことが遺伝と言われています。
白髪についても遺伝だから治らないと言われたことはありませんか?
それは果たして本当なんでしょうか。容姿や才能が遺伝なのであればこんなことも言えてしまうんです。
天才的なスポーツ選手の子供は同じようにズバ抜けたスポーツ選手なのか。
IQの高い科学者の子供は、同じようにIQが高いのか。
答えは、NO。
生まれつき体がひとより大きい。記憶力がいいなどそれぞれ得意とするものはありますが、本来持っているものはさほど変わらないと言われています。
あのメジャーリーガーのイチロー選手。
今でこそ超一流選手ですが、イチロー選手でさえも自分は天才ではなく成功したのは努力の結果だと話しているように、努力や日々の習慣が自分を成長へ導いたということ。
つまり、現在の『ジブン』は生まれ持ったものではなく、過去の『ジブン』の考え方、行動、食事など、日々の習慣の繰り返しのなかで必然的にそうなったということ。
白髪が遺伝と呼ばれる理由として、こんなことはありませんか?
両親に似ているトコロ
・好きな食べ物と嫌いな食べ物が同じ
・買う食材が同じ
・好きな異性のタイプが同じ
・体型が似てきた
・運動が嫌い
・野菜は食べない
・頭の形が同じ
・テレビを見ている時の格好が同じ
・寝ている時のポーズが同じ
・電話にでるとお母さんと間違われる
・口癖、言葉遣い(子供に言ったことが実は昔親に言われたことだと思い出す)
・アレルギーや持病が同じ
・笑い方がそっくり
・字体が似ている
このように、昔から生活をともにしてきた親子は習慣や仕草、好き嫌いが似るということ。
考えてみれば、今当たり前に話している日本語もほぼあなたのお父さんお母さんの言葉を聞いて覚えています。それが無意識だとしてもその無意識のなかで記憶しているんです。
それは言葉だけではなくて習慣も同じこと。
人は親と同じような運命を自分で選択し、生きているということ。
そんなお父さんやお母さんが白髪だった場合、同じ習慣のあなたも白髪になりやすいということ。
親子が似ているのは当たり前。それは同じ習慣だから。
だからこそ白髪が遺伝という言葉が独り歩きしているんです。
白髪になる生活習慣をしてませんか?
もし現在の習慣が白髪をつくる習慣(原因)であれば、白髪は生えてきます。
でも逆に習慣を変えることができれば白髪は治ります。
いままで生きてきた自分のなかでの『あたりまえ』。
その生活習慣さえ変えることが出来れば白髪は十分に治るんです。
今日から習慣を変える。
味の濃いものが好きな人は、薄味に慣れる
甘いものが好きな人は控える
辛いものが好きな人は控える
コーヒーは飲み過ぎない
お肉は控えて魚を多く食べる
揚げ物は控える
水を飲むことを習慣にする
やりたくないことを後回しにしない
車移動に頼りすぎない
できるだけ歩く
お酒の飲む量を減らす
ビールが好きな人は日本酒やワインに変える
タバコを吸う人は量を減らす。一番はやめること。
テレビを見るのを習慣にしない。見る時間を減らす。テレビを処分してしまう。
運動する。ランニング、水泳、ウォーキングなど毎日できることから始める。
できることはたくさんあります。
憧れはひとそれぞれ。
なりたいジブンがあるならば、努力は必要ですね。
キレイな黒髪になりたい。
でも白髪は遺伝だから治らない。と周りから言われる。
ただ、自分が変わらなければ白髪は治らない。
だからこそ、やらなければ・・・。
白髪は遺伝だからと諦めない、強いジブンを習慣にしていきましょう。